カスタムビューの管理
カスタムビューは、データシートの現在の表示設定(フィルター、並び順、表示列など)を名前を付けて保存しておける便利な機能です。 一度、特定の作業用に表示設定を整えたら、それをカスタムビューとして保存しておけば、次回からはビューを選択するだけで、すぐに同じ表示状態を再現できます。
カスタムビューで保存できる設定
- 適用されているフィルター条件
- 設定されている並び替え(ソート)順序
- 各列の表示/非表示の状態と表示順序
- 設定されている行グループ化の状態
- (ピボット設定など、その他の表示関連設定)
カスタムビューの基本操作
ビューの作成(現在の表示設定を保存)
- データシート上で、フィルター、ソート、列の表示などを調整し、保存したい表示状態にします。
- 画面上部(ツールバー付近)にある「ビュー追加」ボタンをクリックします。
- 表示されたダイアログで、分かりやすいビュー名(例:「在庫僅少リスト」、「担当者別商品一覧」など)を入力します。
- 必要であれば、「デフォルトビューとして設定」にチェックを入れます。(チェックを入れると、次回このデータシートを開いた際に、このビューが最初に表示されます)
- 「保存」ボタンをクリックします。
ビューの切り替え(保存したビューを適用)
- 画面上部のビュー選択エリア(ビューバー)に、保存したビューの名前が表示されます。
- 適用したいビュー名をクリックすると、そのビューに保存された表示設定が即座に反映されます。
- 「デフォルト」や「通常」といったボタンをクリックすると、ビューを適用する前の標準的な表示に戻すことができます。
ビューの更新(保存内容の上書き)
- 更新したいビューを選択し、表示設定をさらに調整します。
- 更新したいビュー名のボタンを右クリック(またはオプションメニューを開く)します。
- 「更新」や「上書き保存」のようなメニューを選択します。
- (確認ダイアログが表示された場合は確認します)現在の表示設定が、選択したビューに上書き保存されます。
ビューの名前変更やデフォルト設定の変更
- 編集したいビュー名のボタンを右クリックします。
- 「編集」や「名前の変更」のようなメニューを選択します。
- 表示されたダイアログで、ビュー名を変更したり、「デフォルトビューとして設定」のチェックを変更したりします。
- 「保存」ボタンをクリックします。
ビューの削除
- 削除したいビュー名のボタンを右クリックします。
- 「削除」メニューを選択します。
- 確認ダイアログが表示されるので、確認して「削除」をクリックします。
チームでの共有について
作成したカスタムビューは、通常、同じ組織(ブランド)に所属する他のメンバーにも自動的に共有されます。 これにより、チーム内で特定のデータを確認する際の標準的な表示方法を統一したり、便利なビュー設定を共有したりするのに役立ちます。
データシートの機能を活用して、日々の業務をさらに効率化しましょう。
次のページでは、データの編集について説明します。