2. データの編集
データシートでは、グリッド上のデータを直接編集したり、関連するデータを管理したりと、様々な編集機能をご利用いただけます。 ここでは、基本的な編集操作から関連データの管理まで、データシートの編集機能全般についてご案内します。
1. インライン編集(基本的な編集操作)
多くの列では、スプレッドシートを使う感覚でセルを直接編集できます。
- 編集したいセルをクリックして選択します。
- Enterキーを押すか、セルをダブルクリックすると編集モードになります。
- 新しい値を入力します。
- Enterキーを押すと変更が確定されます(Escキーを押すとキャンセルされます)。
(セルが編集モードになっている状態のキャプチャ入ります)
特殊なエディタ
データの種類(データ型)によっては、より編集しやすい特別なエディタが表示されます。
- 日付: カレンダーが表示され、日付を選択できます。
- ブール値 (Yes/No): チェックボックスでオン/オフを切り替えられます。
- 選択肢: ドロップダウンリストから値を選択できます。
- リッチテキスト: 専用のエディタウィンドウが開きます。
(日付選択カレンダーが表示されているキャプチャ入ります)
2. 関連データの編集(リレーション編集)
データシートでは、異なる種類のデータ間の関連性(リレーションシップ)を簡単に管理できます。 例えば、特定の商品にどのバッジやキーワードが紐づいているかを確認したり、所属する商品グループを変更したりといった操作が可能です。
関連データの表示と編集手順
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関連データを編集したい行を見つける 例として、特定の商品の行を探します。
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関連データが表示されている列のセルをクリックする 列名がリンクになっていたり、現在のリンク数(例:
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)や「編集」ボタンが表示されていたりするセルです。(商品テーブルの「バッジ」列などをクリックする前の状態を示すキャプチャ)
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表示された関連データ選択ダイアログで編集する
- 通常、チェックボックスが表示され、オン/オフすることで関連付けを追加・解除できます。
- 変更はダイアログを閉じるか、「保存」ボタン(もしあれば)をクリックすると即座に保存されます。
(商品にバッジをリンクさせるためのダイアログのキャプチャ)
関連付けのタイプ
データの種類によって、関連付けの方法が異なります。
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単一選択(1対1の関係)
- 例:商品のメインカテゴリ、商品の主担当者など。
- 通常、ラジオボタンやドロップダウンリストから一つだけを選択します。
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複数選択(1対多または多対多の関係)
- 例:商品に紐づくバッジ、商品に紐づくキーワードなど。
- 通常、チェックボックスが表示され、複数の項目を選択・関連付けできます。
3. データの追加(新規作成)
新しいデータをデータシートに追加する手順です。
- ツールバーにある「追加」ボタンをクリックします。
- 画面の右側に入力フォーム(データシートでは「シート」と呼ぶこともあります)が表示されます。
- 必要な情報を入力します(必須項目には通常、「必須」などのマークが付いています)。
- 入力が完了したら、「作成」ボタンをクリックしてデータを保存します。
(「追加」ボタンをクリックして右側に入力シートが表示された状態のキャプチャ入ります)
新規作成時の関連付け
新しいデータを作成する際に、同時に他のデータとの関連付けも設定できます。
- 新規作成フォーム内にある関連データ用のフィールド(例:「所属カテゴリ」など)の「選択」ボタンをクリックします。
- 関連データ選択ダイアログが表示されるので、関連付けたいデータを選択します。
- フォームに戻り、他の情報を入力して「作成」ボタンで保存します。
4. データの削除
不要になったデータを削除する手順です。
- 削除したい行の左端にあるチェックボックスをオンにして選択します(複数選択も可能です)。
- ツールバーにある「削除」ボタンをクリックします。
- 確認ダイアログが表示されるので、内容を確認し、「削除」ボタンをクリックします。
(行を選択し、「削除」ボタンを押して確認ダイアログが表示された状態のキャプチャ入ります)
活用例のご紹介
データシートの編集機能は、様々な業務で活用できます。
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商品管理での活用
- 商品データに対して、適切なバッジやキーワードを効率的に付与する。
- 商品を特定のグループやカテゴリに分類する。
- 在庫情報(別テーブルの場合)と商品を紐付ける。
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セール管理での活用
- 作成したセール情報に対して、対象となる商品を一括で追加する。
- セール用のキャンペーンバナー(別テーブルの場合)とセール情報を紐付ける。
- セール対象商品に対して、特定のバッジ(例:「SALE」バッジ)を一括で付与する。
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在庫管理での活用
- 商品データと保管倉庫(別テーブルの場合)を紐付ける。
- 仕入れ先情報(別テーブルの場合)と商品を関連付ける。
- 在庫アラート設定(別テーブルの場合)を行う。
次は、データシートの高度な表示方法について見ていきましょう。