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1. データシートの基本操作

データシートの基本的な使い方を見ていきましょう。ここでは、画面の構成要素と、データを整理したり表示したりする基本的な方法についてご案内します。

データシート画面へのアクセス

Rakuboのサイドメニューから、管理したいデータの種類(例:「商品」、「キーワード」、「バッジ」など)を選択すると、対応するデータシート画面が表示されます。

サイドメニューからのアクセス (サイドメニューの「商品」などをクリックするキャプチャ)

画面構成

データシートの画面は、主に以下の要素で構成されています。

データシート画面構成 (データシートの各要素を指し示すキャプチャ: ツールバー、カラムヘッダー、データグリッド、ステータスバーなど)

  1. ツールバー: データの追加、削除、カスタムビューの切り替え、表示のリロードなどの操作ボタンが配置されています。
  2. カラムヘッダー: 各データ項目(列)の名前が表示されます。クリックして並べ替えたり、ドラッグして列の幅や順序を変更したりできます。
  3. データグリッド: 実際のデータが表形式で表示されるメインエリアです。スクロールしてデータを閲覧し、セルを直接編集することも可能です。
  4. サイドバー (Tool Panel): (通常は非表示)フィルターの詳細な設定や、表示する列の選択など、高度な操作を行うためのパネルです。
  5. ステータスバー: グリッド下部に表示され、選択中の行数、表示されている合計行数、選択セルの合計値などの集計情報が表示されることがあります。

データの表示とナビゲーション

  • スクロール: マウスホイールやスクロールバーを使って、上下左右にデータを移動できます。
  • ページネーション: データ量が多い場合は、グリッド下部のページネーションコントロールで表示ページを切り替えられます。
  • 列の幅調整: カラムヘッダーの境界線をドラッグして、見やすい幅に調整できます。
  • 列の並び替え: カラムヘッダーをドラッグ&ドロップして、列の表示順序を自由に変更できます。

基本的なデータ整理機能

1. データの並べ替え(ソート)

特定の列のデータに基づいて、行の表示順序を並べ替えることができます。

  1. 並べ替えの基準にしたい列のヘッダーをクリックします。
    • 1回目のクリック:昇順(▲アイコンが表示されます)
    • 2回目のクリック:降順(▼アイコンが表示されます)
    • 3回目のクリック:並べ替えを解除します。

複数列での並べ替え

Shiftキーを押しながら他の列ヘッダーをクリックすることで、複数の列を基準にして並べ替えを行うことができます。 例:「カテゴリ」列で昇順に並べ替えた後、Shiftキーを押しながら「価格」列をクリックすると、同じカテゴリ内で価格の安い順に表示されます。

列ヘッダーのクリックでソート (列ヘッダーをクリックしてソートアイコンが表示されるキャプチャ)

2. データの絞り込み(フィルター)

特定の条件に一致するデータだけを表示させることができます。

  1. 絞り込みを行いたい列のヘッダーにあるメニューアイコン「⋮」をクリックします。
  2. メニューから「フィルター」を選択します。
  3. データ型に応じた絞り込みオプションが表示されるので、条件を設定します:
    • テキスト型: 特定の文字列を含む/含まない、前方/後方一致などで絞り込めます。
    • 数値型: 指定した値より大きい/小さい、特定の範囲内などで絞り込めます。
    • 日付型: 特定の日付、または期間を指定して絞り込めます。
    • 選択肢型: 用意された選択肢の中から、表示したい値にチェックを入れて絞り込めます。

3. データのグループ化

特定の列の値が同じ行をまとめて、階層的に表示することができます。

  1. グループ化の基準にしたい列のヘッダーにあるメニューアイコン「⋮」をクリックします。
  2. メニューから「行グループ」を選択します。

これにより、以下のように表示が変わります:

  • 指定した列の同じ値を持つ行が、一つのグループとしてまとめられます。
  • 各グループの左側には、グループ内の行を展開/折りたたむためのアイコン(▶)が表示されます。
  • グループごとに含まれる行数が表示されます。

グループの展開/折りたたみ

  • 個別のグループ: ▶アイコンをクリックして、そのグループを展開したり折りたたんだりします。
  • すべてのグループ: ツールバーにある「すべて展開/折りたたむ」ボタンを使って、一括で操作できます。

4. カスタムビューの活用

よく使う表示設定(フィルター条件、並び順、表示列など)を「カスタムビュー」として保存し、後で簡単に呼び出すことができます。

保存される設定内容

  • 列の表示/非表示の状態
  • 列の並び順
  • 設定したフィルター条件
  • 設定した並べ替え(ソート)条件
  • 設定したグループ化の状態

カスタムビューを使うメリット

  • 時間短縮: 毎回設定し直す手間なく、よく使う表示状態をワンクリックで再現できます。
  • チームでの共有: 作成したビューを同じブランド内のメンバーと共有できます。
  • 作業の一貫性: チーム内で同じビューを使うことで、データ確認の基準を統一できます。
  • 柔軟なカスタマイズ: 共有されたビューを元に、個人用にさらに調整を加えることも可能です。

データの編集方法について

データシートでは、主に2つの方法でデータを編集できます。

1. インライン編集

データグリッド上のセルを直接クリックまたはダブルクリックして、その場で値を編集する方法です。

  • テキストを直接入力する
  • ドロップダウンリストから値を選択する
  • 日付ピッカーを使って日付を選択する など、データの種類に応じた編集インターフェースが用意されています。

2. リンク編集(関連データ編集)

関連するデータ(例:商品に紐づくキーワードやバッジなど)を編集したり、複数の項目をまとめて編集したりする際に使われる方法です。通常、特定のセル(リンク表示されているセルなど)をクリックすると、専用の編集ウィンドウが表示されます。

  • 関連する商品やキーワードを選択・追加・削除する
  • 複数のフィールド情報を一つの画面でまとめて編集する
  • 画像をアップロードする といった操作が可能です。

次は、データの編集に進み、これらの編集方法について詳しく見ていきましょう。