3. 設定項目 (Rakuten)
一括更新を実行する前に、左側の設定パネルで「何を」「どのように」更新するかを正確に定義いただく必要がございます。各設定項目について詳しく見ていきましょう。
(左側の設定パネル全体を示すキャプチャ)
1. 対象楽天店舗
- ドロップダウンリストから、更新を実行したい楽天店舗を選択してください。
- 選択した店舗にご登録されている商品が、右側の選択エリアの対象となります。
2. セール情報を反映
- (任意) 特定のセール情報を商品データに反映させたい場合は、ここで対象となるセールを選択してください。
- 選択すると、セールで設定されている情報(例:セール価格、商品名プレフィックス、キャッチコピープレフィックス)が、更新対象フィールドの値としてご利用いただけるようになります。
- 「反映しない」を選択した場合は、Rakuboの通常の商品データ(データシートの内容など)が更新ソースとなります。
(セール選択ドロップダウンのキャプチャ)
3. 対象フィールド
更新したい商品情報の項目を選択してください。チェックボックス形式で複数選択が可能です。
(対象フィールドのチェックボックス一覧を示すキャプチャ)
主な更新可能フィールド(例):
- 商品名:
nameRakuten
またはname
(Rakuboデータシート上の商品名) - キャッチコピー:
catchPhrase
(Rakuboデータシート上のキャッチコピー) - 販売価格:
price
(Rakuboデータシート上の価格、セール選択時はセール価格も考慮される) - 表示価格:
catalogPrice
(Rakuboデータシート上の表示価格) - 在庫数:
variants
>stocks
>quantity
(Rakuboデータシート上の在庫数)- 在庫関連の更新には「処理内容」の設定も重要です。
- PC用商品説明文:
productDetails
>descriptionPc
- SP用商品説明文:
productDetails
>descriptionSp
- PC用販売説明文:
productDetails
>descriptionCart
- ディレクトリID:
categoryIdRakuten
(Rakubo商品データに紐づくカテゴリの楽天ID) - タグID: (Rakubo商品データに紐づくキーワード/バッジなどのタグID) ※詳細なマッピングは要確認
- サーチ非表示:
isActive
(Rakubo商品データの有効フラグの逆?) - 倉庫指定:
deliveryOptionId
(Rakubo商品データに紐づく配送オプション) - … その他、楽天RMSで更新可能な項目に対応するRakuboフィールド
4. 処理内容
在庫数など、一部のフィールドでは更新処理の方法を選択いただけます。
(処理内容の選択肢を示すキャプチャ:上書き、加算、減算など)
- 上書き (Upsert/Update): Rakuboの現在の値で楽天RMSの値を完全に置き換えます。
- 加算 (Add): Rakuboの値(または指定した固定値)を楽天RMSの現在の値に加えます。(例:在庫数を5個増やす)
- 減算 (Subtract): Rakuboの値(または指定した固定値)を楽天RMSの現在の値から引きます。(例:在庫数を3個減らす)
※ご利用可能な処理内容は対象フィールドによって異なります。
5. オプション
追加の動作を指定するオプションです。
(オプションのチェックボックスを示すキャプチャ)
- 非アクティブな商品はスキップ: Rakuboのデータシート上で「有効(isActive)」フラグがオフになっている商品を更新対象から除外します。
6. 実行ボタン
設定が完了しましたら、これらのボタンで次のステップに進んでください。
-
確認のみ: 実際には楽天RMSにデータを送信せず、どのような更新が行われるかのプレビューを表示します。(推奨)
-
アップデート: 設定内容に基づいて、選択された商品の情報を楽天RMSに送信し、更新を実行します。
詳細は 更新の実行と確認 ガイドをご確認ください。
これで左側の設定は完了です。次は、右側のエリアで対象商品の選択方法を見ていきましょう。